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オコゼなどの背鰭抜き



お取り寄せのセットには、あんまり背鰭付きのオコゼなどは入ってこないと思いますが
釣り人さんも歓迎なサイトなので、アップしてみます。

以前の魚えーっセットに入っていた時のオコゼです。

いかつい風貌をなさっております。背鰭はありませんでした。
包丁で抜いた跡ではないようですので、キッチンバサミなどでカットして下さったのでしょうかね。

では〜〜。丸ごとの物で参ります。(ドキドキ)

今背鰭は解りやすいように上になっていますが、横に倒して三枚下ろしの時と同じような要領で背中側に切り込みを入れました。

深さは、中骨と背鰭の骨が入れ子式に噛み合ってますので、背びれの骨の根元が見える辺りまででいいと思います。

小さなオコゼでやってみたら、深さ2cmちょいな感じでした。

あまり深いと揚げた場合に身がはぜてしまいますし、浅すぎても引っこ抜くのが難しそうです。

裏表の両面に切り込みが入ったら、包丁で背鰭をしっかり押さえて左手で(左利きの方は右手ですね)ぐいっと逆方向に引っ張れば引っこ抜けます。

後は皮を引いてお刺身(薄造り)にしても美味しいですしツボ抜き後、小麦粉をつけてから揚げも良いそうです。

ツボ抜きは、また小魚が手に入ったらupするつもりです。

今回のような方法で、小骨が気になるタチウオの背鰭も抜けると思います。



余談ですが、背鰭を手とかに刺してしまった時の応急処置を複数のサイト様で調べてみました。
その場合は、出来るだけ毒を外に出してやっとガマン出来る位の熱いお湯に患部を浸けると良いらしいです。

オコゼの毒はたんぱく質系なので、高い温度で固まる性質があるため血流に乗って他の場所に拡散するのを防げるのだそうです。

オコゼで試したことはないんですが、最近はアウトドア用品売り場や楽天さんなどでも『ポイズン・リムーバー』などと言う商品名で毒を吸い出す道具も市販されているようでした。


そう言えば筆者、向こう見ずに好奇心が強くてよくドジるんですが昔にオコゼではなくて小さなオニカサゴを釣り上げて
針を外す際にわしづかみにして刺されてしまったことがありました。(爆)

患部はズキズキと脈打つようでした。段々熱感と疼きが手から肩まで広がって結構痛かったです。知らないとは恐ろしや〜。 

自然の物はなめてかかるとイカンですね。
上手に付き合いながら楽しめたら良さそうです。
14:54 2008/08/13